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シトロエンC4クーペにタイカブこと ホンダWave125Rが加わりました。
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さて、真っ黒スポーティーなインテリアに身を委ねエンジンを始動します。
IMGP3073.JPG黒一色のインテリア
最近流行りのボタンではなく、普通のキーを回してスタートします。なんでもかんでもボタンになったので逆にキーが新鮮です。車内は無音というわけではなく、結構エンジン音を聞かせる設定になっていますが、この1.6リッターターボはなかなかいい音です。ちなみに外で聞くとこんな感じです。


この1.6リッターターボ、以前C4ピカソで試乗したことはありますがこのサイズに乗るのは初めてです。なかなかトルクがあり、思いピカソでも十分な力があったのでコンパクトなDS3と6速マニュアルとの組み合わせにはかなり期待できます。
IMGP3074.JPGこのサイズの割には頑張って後ろにオフセット?
ちょっと重めのクラッチをつなげると・・・フラットトルクのこのエンジン、1000回転ですんなりと進み始めます。アルファMiToと違って神経質なところは全くありません。そのままアクセルを踏むと・・・みじんにもターボラグを感じず、まるで大排気量のエンジンみたいにグッと前に出ます。シフトアップし、2速で4000回転ぐらいまで引っ張ってもピカソで感じたような頭打ち感はありません。いや、しかし普通に速い!C4 VTSの2リッターエンジンよりもずっといいエンジンです。ああ、やっぱりターボはいいなぁ・・・
IMGP3072.JPGタイヤはなんとブリジストン
さて、走り始めてまず感じるのは足の硬さ。ガチガチというわけじゃありませんが、スポーツカーらしい硬さで収まりはいいですが結構コツコツ来ます。ただ、そのおかげでスタビリティは非常に良くガンガン曲がっていきます。いつもの高架道もC4よりもさらに安定して走り、また質感が高いので速度感がありません。いやー、これで300万以下というのは大バーゲンですよ。C4も内容からすれば安いと思いましたが、DS3はさらに良くさらに安い!
ちなみに、C4は速度を上げれば上げるほどスパッと曲がるようになりますが、DS3は低速でもスッと曲がり気持ちイイです。ステアリングフィードバックは豊富でしかも小径ステアリングも好印象につながっています。こういうところはまるでスポーツカーですね。

C4 VTSがほとんど売れなかったにもかかわらず再度マニュアルを持ってきたシトロエンの英断には敬服します。基本受注生産なので6ヶ月待ちというのはイタイですが、その価値はあるんじゃないでしょうか。

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