2009/07/12 Sun USB Box聴き比べ

つけたはいいけども、イマイチ満足度が低いUSB-Box。タグ表示ができない、とかCDチェンジャーモードでしか動かないとか、あるのですが、一番致命的なのは音質が良くないことです。（全く同じMP3をCDから再生するのとUSBメモリから再生するので音質が変わる）CDチェンジャーモードで動いていることから考えると、USBボックス内部にオーディオコーデックが入っていると思われますが、ひょっとしてこのコーデックに得意・不得意があるのかと思い実験してみることにしてみました。

実験と言ったところで、対応しているコーデックはMP3とWMAだけなんですが・・・
とりあえず160kbpsのMP3ファイルをWMP付属のユーティリティで128kbpsのWMAファイルにバッチ変換して準備は完了。早速USBメモリにコピーして再生すると・・・
MP3と比べると、WMA化することによってより高音が出るようになりました。（正確には元の質に戻った）が、低音のスカスカ感についてはMP3とほとんど変わらずでCDから再生するのとは明らかに違いがあります。ま、こんなもんか。

面倒と言えば面倒ですが、ファイルサイズが小さくなることにはメリットがあります。チェンジャーモードでは５フォルダ、各99ファイルまでなので合計で495ファイルしか入りませんが、これが微妙な数で160kbpsのMP3では2GBのメモリに入り切りません。これがWMA化することによってなんとか収まるので、USBボックスに繋げると何かと動作が不安定になってくる（安い）4GB品を使わなくてもいいのは助かります。